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月の裏を夢見て

ムーンライト見てきました。とてもとてもよかった


トーリーが面白いか面白くないかと言われたら別に面白くないと思うのだけど、映像と、婉曲的な言葉の言い回しと、感情描写、構成、音楽とか、美しくて、面白かった。


オカマといわれ虐められた少年がオカマって何?と聴いてきたとき、ゲイが怒っちゃう存在だよ、と言う親心の切り返しとか、


涙を流しすぎて、自分が水滴になってしまいそうだ、と、寂しく、でも真っ直ぐに言うところとか


君に似た男がジュークボックスで曲を流していて、君を思い出したんだ。って、後々その音楽が、昔の恋人を懐かしむ曲だとわかるところとか


青い月の下にいるシャロンが青く輝いていたりとか


よかったなあ



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命も時間も使い捨てだなっておもいますいつも


この飽食の時代に何も困るものがなく大敵もいなくただただ平和にのんべんだらり過ごしております。それが何だか後ろめたい消費のような気がしてならない。こんなに恵まれているのにつねに渇いているような気持ち。貧しい国より裕福な国の方が自殺率が高いように、それこそ大きな敵例えば飢えや暴力や支配があるとき初めて生々しい輝かしい生があるのだと思います。それらの近くにある芸術もとりわけ魅力的なものが多いような。戦争画とか。


いやさべつに飢えたいわけじゃないんだけどな。暇だから人間は娯楽や哲学を生み出したとはよく言ったものだね。こういうこと考えるのも暇だからだよ仕事がいまとても暇です


アイヌは雪を表す言葉が50以上あるらしい。日本にもべた雪とか粉雪とかあるけどその比ではない。アイヌの人はきっと誰よりも雪を多く深く知っている。

言葉を多く知る作家はそのぶん多くの物事が見えている。物と言わずとも、感情や現象に対しても

私はそいつらに追いつけることが一生ない。そいつらの見たものが見えずに死んでいく。そいつらが見出して感動したものに全く気づけず終わる。カスみたいな話ではないか

私が私でいることと生きることは一緒なのだろうけど、それは何を成すためにあるものなんだろうか。特別でなくともいいけどなんかないのかな。本当にこんなので良いのかしら。演劇でもワカメならワカメ役で構わないのよ。木なら木で役割あるんだから。でも役割あるのかしらね、今の私


海行きたいなぁ





泣いてくれ

かなしい


私は何もできなくてかなしい

なにもできないしなにもできないと思っているからかなしい


私があなたの子供でなくとも、恋人でなくとも、友人でなくとも、部下でなくとも、よかったのに。他の誰かの方がうまくやれていたのに

そう考えると死にたくなる 


私が私であることに意味も価値も見出せない

死んでいるのと同じではないか


私が無口になると優しく気にかけてくれる人が嫌だ。


何かの特別になりたい。でも死んでるのと同じだから



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夜の果てへ

最近読んでとても面白かった本。

 

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『夜、僕らは輪になって歩く』ダニエル・アラルコン

 

題名、装丁共に良いですね。

 

風刺色の強い劇を公演したことによって団長が刑務所行きとなり、解散した小劇団ディシエンブレ。一部からカルト的人気を誇るその劇団が、団長の出所をきっかけに復活し、内戦後のペルーを公演旅行してまわるという。

役者オーディションによりかねてからの憧れであったディシエンブレへと加わった青年ネルソンは、公演旅行で出会う山岳地方の人々や首都に置いてきた恋人、家族、友人、団員たちとの複雑な関わり合いのなかで、ある悲劇へと巻き込まれていく………

 

 

 

という感じの本です。

 

特に面白いのは語り手がほぼほぼ終盤まで誰だかわからないところ。

 

最近読んだ本だと、例えばポールオースターの『最後の物たちの国で』とかが書簡形式の長編で、あぁすごいなって思ったのだけど、

これはまた別の手法で面白いです。(ナラトロジー的な視点からという意味)

 

あと終盤の伏線回収?というか、

語り手と現況がじわじわ明らかになっていく過程もわくわくします。

 

文章や言い回し自体には叙情的な面が大きいのだけれど、

話自体が面白くなきゃ嫌!って人や極端に言えばミステリ好きな人も楽しめそう。

 

今回ペルーの作家さん、初めて読んだ!

マホンとかサラマーゴ、マルケス読んだ時もその土地特有の思想や生活様式、暗さが要所要所に出てきていたし、背景を知るっていうのは作品をより面白くするのかも、しれませんね。

(逆に何も知らないからこそ得られるものもあるんだろうと思う。音楽みたいに)

 

普段新刊読まない質だから面白いものに出会えてとても嬉しかった。

今気になっているのは鳥打ちも夜明けにはとギケイキ。あと白い果実の残り2部!(訳者かわっておもんくないらしいと聞く)

 

前2つは図書館になかったー

仕事始めてすぐ寝ちゃって、あんまり早く読めないから図書館の期限延長してほしい、、、

 

 

 

 

 

1年くらい、、、、

 

 

 

 

 

 

おすすめの本をそっと教えてください。

 

 

 

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もしもいつかの君と話せたら

キセルのライブに行ってきました@日比谷野外音楽堂

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2015.08.30
野音キセル2015

1.夏嫌い
2.夏の子供
3.柔らかな丘
4.君をみた
5.雨音
6.うぶごえ
7.エノラ・ゲイ
8.そこにいる
9.ナツヤスミ
10.マジックアワー(2人だけで アコギとベース)
11.終わりの季節/細野晴臣(2人だけで アコギとのこぎり)
12.Teach your children/ふちがみとふなと(2人だけでアコギとベース)
13.ひとりぼっちの人工衛星/ゆらゆら帝国(野村さん以外のメンバーで)
14.おに(エマさん以外のメンバーで 友晴くんピアニカ)
15.空の上
16.手紙
17.ビューティフルデイ
18.ミナスの夢
19.ハナレバナレ
20.ギンヤンマ
21.声だけ聴こえる

en1
22.ベガ(野村さんアコーディオン
23.時をはなれて

en2
24.たまにはね(2人だけで のこぎり)



天気は雨だったけれどとても柔らかい雨で、涼しくて、雨の歌も多くて、これはこれで良いなと思いました。虫の音や風のそよぎ、、、オツだね、、。

PA卓前とったので出音バランス非常によろしかった。

ナツヤスミ、うぶごえ、ハナレバナレのライブアレンジがとてもよかったです。前半は怒涛の踊れる(?!)ナンバー

後半はしっとり。マジックアワーの時くらいが本当にマジックアワーで、図ったな!と思いました。

ミナスの夢、ギンヤンマ、ベガはさすがのキラーチューン。涙が出そうなくらいよかったです。ころされました

僕らは強くなったり 弱くなったり、生まれて死ぬみたいに
のあとちょっと置きに入って、間奏入るところ…


それからビューティフルデイ!白い合羽きた人たちに照明が反射して、一面虹色に光っていて綺麗でした

カバーアルバムも良いです。選曲がよいですものね。素朴で、まっすぐ。高田渡さんの年輪/歯車が好きだなぁ

晩御飯にたべた鶏肉もおいしかった

以上


選んだ言葉が声になった

空気公団@東京グローブ座
へ行ってきました。

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こんにちは、はじまりツアーの千秋楽。初日の南青山CAY公演も行きましたがもう5ヶ月もたってしまうのですね…

今回はticomoon、山本精一奥田健介、mcsirafu、山口とも、オータコウジさんを加えた総勢10名での演奏でした。

特に良かったのはお山参詣登山囃子!ギターバトル凄かった、、才能のぶつかりあい

優しさも沁みました。音源だとあまり好きではないのだけど、ミツメの時も思いましたがライブ映えする曲ですね。

楽しかったです。素晴らしいバンド。

カゲヤマさんとサノケンの話や永井一正の話をできたし、ウルトラ植物展の冊子もらえたし、嬉しかった。